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2008.5.19

朝熊山登山 vol.3

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山頂付近には100畳敷の大広間を有した旅館がありました。

宿泊客には伊勢志摩の具材をたくさん使用した和食や当時、珍しかった洋食が振舞われたそうです。

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年間12,000人が利用していた登山バス。

ケーブルカーの廃止と同時期に無くなってしまったそうです。

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伊勢神宮の鬼門を守るといわれる金剛證寺はすぐそこに。

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立派な極楽門。子供の時に行った「岳参り」を断片的に思い出します。

門の向こう側は立派な卒塔婆がいろいろな思いと共に立ち並んでいます。

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「朝熊山の『あさま』とはアイヌ語で日が出てキラキラと光り輝く神を意味する」そうです。

グローバルな時代と言っても身近で知らない事が多いですね。

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ご先祖様はこの世とあの世はお互いにとても身近にあったのでしょうね。

それが、この朝熊山を登ってみて改めて感じました。

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以前、本で読んだのですが江戸時代の成人男性は一日に30km~40km歩いて旅に出たそうです。

江戸から約2週間をかけて伊勢まで旅にでた人々は、渥美半島も富士山も海も山も浮世絵より深く色鮮やかに見たこの景色を、喧騒な江戸に洒落た土産として持ち帰ったのでしょうね。

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